さすがに暑いです。
 普段は冷房の聞いたところで一日の2/3を過ごしているのでアレなんですが、帰宅するとすごく暑いです。
 
 昔からコーヒーが好きだったので、小さなコーヒー豆専門店に行っては、薀蓄と一緒に子音して気に入った豆を100gくらい購入し、使い古しのミルでガリガリやって、あまった豆は冷凍保存、などしていたけれど、最近は朝にコーヒーを丁寧に入れるだけの時間が取れなくて、ご無沙汰してました。
 このポットだと、寝る前に中細挽きのコーヒーを入れて、お水をいれておけば、翌朝にはアイスコーヒーになっているのでとても便利。変則的になかに新茶の茶葉を入れて、冷たい水出し緑茶なんかも試しています。早くお休みにならないかなあ。そうしたらもっとコイツで楽しめるのに。のに。
 あと3日で、わたしの友人の誕生日であると同時に、「和菓子の日」がやってくる。
 そんなわけで、日曜日は久しぶりに時間を作って、親と過ごしてみた。そのときに両親が持参したのが、この笹団子である。ドラマのワンシーンのようにこんなものを抱えて(箱に入ってはいるけど)現れたものだから、ごめんなさい、少し笑ってしまいました。

 これでもか!というほどに蓬の入った餅に、甘さ控えめの餡、笹にくるんで蒸しあげたからこその良い香り・・・懐かしや、わが故郷・・・もう1年以上、その地を踏んではいないけれど。

 仕事先に持って行ったのだが、思いのほか召し上がった方々の反応は非常によく、わたし自身もちょっといい気分になったのでした。

 
 冬季限定モノは数多くあれど、冬になると思い出したように食べたくなる。
 もともと「スープ」好きではあるけれど、この大人っぽさとか充実感は別格なんだなあ。以前はそれでもよく自分で作っていたけれど、最近は忙しくて、すっかりご無沙汰です。じっくりたまねぎを炒めたいものです。

 ファミレスやインスタント含め、いろんなところで注文を試みるのだけど、それぞれ味が違うのも興味が尽きない理由のひとつかもしれない。

 いま、外は雪。

 どうやら一日中降り続いていたみたい。仕事していて全く休憩すらなかったので気づかなかった。
 早くおうちへ帰って、久しぶりに作ろうと思います。
 誕生日にコレをくれる人がいたら、すごく感動すると思います。

 バーミヤンの180円のでも、幸福感に包まれる、安上がりな女なんですけどね。
 どうしてたまに、ふとしたときに、
「ココナツミルクさえあれば生きていけるんじゃないかしら」
なんて思ってしまうのだろう。

 きっとたまにだからおいしいし、また次に食べたくなるとは分かっているけれど、ココナツミルクは幸せな味がすると思う。
 忙しくて、大切な電話もままならないほど眠い夜が続くのだけど、それでもこういう「野菜ジュース」なんていうジャンクでヘルシーな心がけによるのか、風邪を引き始めても長引かない。緊張してる日々だからかしらと思っては見るけど、まだまだ続きそう。
 ていうか、最近オーバーワークなんだけど、オーバーワークなんだけど、オーバーワークなんですけど!
 これがほぼ毎日朝ごはんとなりつつある、今日はこれすら食べている余裕がなかった。やっとゆとりが出来た頃にはお昼だし、どーするのよ?残念っ!

 でも、これは本当においしくて、個別包装のパッケージングを開封したときなんか、まるで「プーさんのハニーハント」の最後のほうで、ハチミツ大砲にバフッとやられたときみたいに、幸せに甘い香りがする。
 
 ほんと、こんなこと書いている余裕なんて本当はないくらい、やるべきことがたくさん残っているのに。
 あのゴルゴ13で名高い「さいとうたかを」氏が漫画を書いている。
 最近は本屋に行く暇もあまりないので、コンビニに立ち寄っては300円コミックス「鬼平犯科帳」を買いあさる。読みふける。
 やっぱ名作ですわ。

 直接的に関係あるわけではないのだが、私が暇なときはよくランチに行っていたビストロは、あからさまに鬼平犯科帳に関連性のある店名であり、店内には鬼平本とかオニヘイグッズであふれているのだが、そこの名物はハンバーグだったりする。それがまたおいしい。
親友で姉弟のように仲良くしているKに言わせると、
「姉さんは本当にMだよね」
ということらしい。ちなみに自分自身はそうは思っていなかったが。

しかし、このお菓子を食べている私は少々Mな気がする。というくらい辛い。

ちなみに以前アジアンレストランで隠れ激辛マニアの友人と女二人で激辛フェスティバルを開催した際、唐辛子マーク2個以上しばりで注文したところ、最後の激辛グリーンカレーに到達する頃には、なぜだか鳥肌が全身に立ち、寒気が止まらなかった。おもわずホットティーを注文した。辛いものを食べて体が冷えるのは初めてだったので、二人ともちょっと死を覚悟した。明日の夕方までにお互いにメールのやり取りがなかったら、相手が部屋で一人冷たくなっていることを考慮して各所に連絡を取ろうと約束した。幸いその約束は果たされることなく済んだのだが、なぜだかたまに激辛なものを欲してしまう、しかも舌が辛さになれるにつれ、その中に辛さ以上の「旨さ」を感じ取ることができてくるのだから、人体って不思議なものだ。

まあそれはともかく、「これ、辛〜い☆」なんて女の子らしくいってみたいものだが、暴君ハバネロの前ではただ「旨い」と連呼し、そのおいしさの前にひれ伏すのみである。
そんなときの私は暴君に翻弄されるMでしかなくなってしまうのだが、まあそれもよいでしょう。どうせMですから。ええ。

しかし、この暴君に真に隷属している輩を知っている。それは私の後輩である、Tなのだが、彼はうれしげに
「いやあ、俺、買いだめしてますよ、2ケースも」
2袋の間違いではない、2ケース×10袋なので、20袋だ。暴君の真の奴隷である。

そんなこんなでここのところ1週間で3袋を消費した。食べ過ぎたのか、少し胃が痛い。しょぼん。
オランジーナにも「ロッソ」が在ったのね〜。

ブラッドオレンジジュース、ってことかしらん。

飲んでみたひと思ふ。
オランジーナ、っていうと思ってたんだけどな。

ブルーはオレンジ色に良く映える。
補色だから?―ノン、ノン、多分、それだけじゃないのだわ。
オレンジが地中海の果樹園にいた頃のことを思い出すために、こんなボトルデザインなの、きっと。
なんて、お莫迦ね、私って。

柑橘類は素敵。
甘いのに、酸っぱくて、みずみずしくて、ちょっぴり刺激的な香りがするのに、やっぱり可愛いフルーツで。
おきゃんで健康的な女の子みたいな、フルーツ。

ファン○、とかと違って、天然果汁だし。
微炭酸もちょうど良いし。
ポップなのにヘルシー。
そしてちょっぴり異国の雰囲気。

これを飲んでいると、

休日の午後、当てもなく出かけたドライブの田舎道、
放課後のたわいもないおしゃべり、
昼下がりのお散歩、
思い立って作ったチーズケーキ、
お気に入りだった靴、
意外と仲良しだった野良猫、
…むかし、好きだった人、

そういう、何故かきゅんとなってしまうことが次々と、過去も現在もまぜこぜに立ち現れて、
オレンジの甘酸っぱい香りのなかで結晶化し、
微炭酸の泡に包まれて拡散する。
私はいろいろな印象たちで、潤されていく感覚に捕らわれる。

そんなときは何故か、
暑い日、乾きに耐えられずに牛車の中から柑子を所望して、蜜柑をくれた男と結ばれた、
わらしべ長者に出てくる姫の気持ちに、ちょっと近づいた気がしてしまうの。

…乾いていると、オランジーナが欲しくなるね。