定番といえば定番なのがこの本。

 さて、当直におけるご法度とは、「やばい人を見逃す」「禁忌な処置をする」であると言えるだろう。それ以外のことは大抵、周囲のフォローで事なきを得るものだ。

 まあ、どの場合でも新人の心得としては、「謙虚」になることが一番大切だろう。他者の意見の介入する隙の無い人は、必ずといっていいほど大きなミスを犯すのである。。

 「やばい人」がたち現れるのは、いつだって明らかにやばい状況ではない。なんだか最近疲れやすくって、なんていう不定愁訴の人が、よくよく調べていくと、かなり重症の糖尿病だったりするわけで。

 「禁忌な処置」についても、自分の診断が180度異なる可能性を踏まえ、専門家やベテランにコンサルテーションすれば防げることだろう。其れで防げなかったミスは、どこの誰が何かをしようと、起こるべきものだった、とも言えるだろうし。

 やる気、とか、熱血さ、とかには乏しい私だが、謙虚さだけは忘れずに保持しようと、この夜も堅く、誓う。

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