さてさて、図らずも先日のレゴに対する駄文が、予言のようになってしまった訳だけれども、アメリカGPの中継は、かなり楽しませてもらった。
 
 もちろん佐藤琢磨がついに、表彰台に上った、というのがメインテーマであるのだが、それを抜いてもハプニングの多い、見所の多いGPだった。

 佐藤琢磨は速かった。

 今まで、良いところまでいきながらのマシントラブルだとか、クラッシュに巻き込まれるとか、ピットイン戦略のミスだとかで表彰台を逃してきただけに、この3位は、本当によかったと祝福したい。

 そして、上記のとおり、レゴのまんま、この夜のシューマッハ(ミハイル)も速い人でした。

 さらに、フェラーリ仲間のバリチェロ(最速のナンバ−2ブラジリアン←キャッチフレーズ)もやはり2位。

 今回はクラッシュが多くて、完走できたのはわずか9人だけだったし、ラルフ(弟)シューマッハもクラッシュして、病院に行っちゃったし、改めてF1の怖さを感じましたね。

 でも、本当に、得意のスタートでフェラーリ勢2人に行く手を遮られ、同じホンダのバトンが早々にリタイヤした中で、中盤以降どんどんとラップタイムを更新していく琢磨は、確かに格好良かった。

 解説の片山右京も徐々にテンションがあがっていっていたし、最後、シャンパンファイトで皇帝ミハイルと笑顔で肩を抱き合う佐藤琢磨に、改めて心からの祝福を送りたい。

 …次のフランスGPも、観れると良いなあ。

 

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